実はとても長い歴史がある治療です
「インプラントって最近の治療ですよね?」
患者さんから、こんな質問をよくいただきます。
確かに近年よく耳にする治療ですが、実はインプラントにはとても長い歴史があります。
今回は、インプラントがどのように発展してきたのかを、わかりやすくご紹介します。
インプラントの始まりはなんと数千年前😮
驚かれるかもしれませんが、歯を失った部分に人工の材料を入れるという考え方は、古代文明の時代から存在していました。
考古学の研究では、
・貝殻
・石
・象牙
などを歯の代わりとして埋め込んでいた跡が見つかっています。
もちろん現在のような成功率はなく、医療というよりは「試み」に近いものでした。
大きな転機となった発見🔬
現代のインプラント治療の基礎となったのは、チタンという金属です。
1950年代、スウェーデンの研究者が研究をしている中で、
チタンが骨としっかり結合するという性質を発見しました。
この現象は「オッセオインテグレーション(骨結合)」と呼ばれています。
この発見によって、インプラント治療は大きく進歩しました。
医療として広まったのは1960年代から
チタンを使ったインプラントは、1960年代頃から歯科治療として研究・実用化が進みました。
その後、
・手術方法
・材料
・診断技術
が大きく進歩し、現在では世界中で行われている治療方法になっています。
現在のインプラント治療🏥
現在のインプラント治療では、
・CTによる精密診断
・安全性の高いチタン素材
・コンピューターによる治療計画
などが使われ、以前よりも安全性や成功率が高い治療になっています。
適切な診断とケアを行えば、長く使える可能性の高い治療方法です。
インプラントは「歴史に支えられた治療」
インプラントは突然生まれた治療ではなく、
長い研究と改良の積み重ねによって発展してきました。
そのため現在では、
歯を失ったときの治療法のひとつとして、多くの患者さんに選ばれています。
まとめ🪥
・インプラントの考え方は数千年前から存在
・チタンと骨の結合の発見で大きく進歩
・1960年代以降、医療として普及
・現在は安全性の高い治療として広く行われている
歯を失ったときの治療には、
入れ歯・ブリッジ・インプラントなど、いくつかの選択肢があります。
「自分にはどの治療が合っているの?」と気になる方は、
ぜひ歯科医院で相談してみてくださいね😊